池川明:東京校
◇房仙会にどうして入ったか、どういう状態だったか?
最初に七田厚先生から房仙先生を紹介され、
三島の書道展に参加させていただいたのがきっかけです。
その時の子供たちの素晴らしいパフォーマンスを拝見して
書道の中に子供たちを成長させる要素がそろっていることを感じ惹かれたので
その後房仙会に所属することになり書を学ぶことになりました。
◇房仙会に入ってどうなったか?
(字が上手くなったことはもちろん、自分自身の状態・状況がどうなったか)
教室が自宅から遠いこともあり、お稽古に常に遅刻して参加していたので
昇級試験を受けるつもりは全くなく、他の生徒さんと一緒に書道教室に通い
房仙先生のお話と、墨と筆に触れるだけで面白かったのですが、
コロナ禍で教室がオンラインに変わったころから
最初から参加することができるようになり
毎月の課題を出せるようになったので
今度は毎月の課題をこなすのが面白くなってきました。
書道教室では先生の説明をほとんど瞬時に記憶して再現することが求められます。
これはかなりハードルが高い能力を要求されます。
ところがオンラインだと録画で見直すことができ
先生の筆遣いや、他の生徒さんのお稽古の様子を見ることができ
書道教室に通っていた時とは全く次元が異なる練習になっています。
このお稽古は私にはあっていたようです。
他の生徒さんに比べると忙しい日常の中で
圧倒的に少ない練習時間で皆さんに追いつかないといけなのですが
練習するときに瞬時に集中モードに切りかわることができたのは
オンライン書道教室のおかげだと思っております。
もちろん練習時間が長い人の方が成長は早いのですが
私は昇級するより練習する過程がとても面白いので
私にはあった練習方法だと思っております。
そして、短い時間の練習ですが
その時間は瞑想に近い状態なるのではないか、と思っております。
また、書くたびに変化する自分の字を見ることで
その時の一瞬一瞬の自分の状態の記録をみることができ
その時の書が自分の歴史と思えます。
自分の歴史を視覚化できるのはすごいことだと思います。
◇房仙先生の言葉で印象に残ったことは
「(枠にとらわれ)自由に生きる」 です。
書道界はいろいろしきたりがあるような世界らしく
型にはまっていることが求められるようなのですが、
房仙先生は型にはまらない、しかしきちんとした基礎を持っていて
それから羽ばたいておられるようにお見受けします。
基礎を押えたうえで、さらに自分独自の世界を作り続ける
そして毎日変化し続ける先生の生き方は、私の人生のお手本です。
これから房仙会でどうなっていきたいか
房仙先生からは「行列のできる医者の書道教室」を目指せ、と言われています。
またしっかりしたビジョンを持てるほどの生徒ではありませんが
いずれ房仙先生のお力をお借りして
書になじみのない人に興味を持ってもらえるような
書道教室が持てるといいな、と考えております。
さつき:米子校
◇房仙会にどうして入ったか、どういう状態だったか
結婚してから家事、育児、仕事のみで自分の時間がない状態で
仕方ないと諦めているというか、人生はこんなものだと思っていました。
韓流の情報集めのためにFacebookを始めた頃
韓流友達のタイムラインで時々房仙先生を拝見していていました。
ある日の投稿に両手を広げられた房仙先生の姿に一目惚れ?でした。
子育ても落ち着いてきていたので、
結婚するまで続けていた書道をいつか再開したいと
思っていたので始めるなら今!と決心し
紹介していただき入会させていただきました。
◇房仙会に入ってどうなったか
まず驚きました。
今までの書道塾にはなかったことだらけでした。
最初は戸惑ったこともありました。
一番戸惑ったのは、Facebookを見ること
いいね!をしたり、コメントすることだったように思います。
Facebookは個人的なもので
コメントを入れないといけないというのは間違っているのでは?
とモヤッとしていたのです。
はい!房仙先生は見ないといけません!
いいね!しなさいコメント入れなさいなんて一言もおっしゃっていないのです。
勝手にそう捉えていたのです。馬鹿ですよね。
房仙先生のブログやFacebook投稿やコメントのやりとりは
生きていく上での学びが沢山あります。
初めはコメントを書いては消し
なかなか文章にならず難しかったのですが
だんだん時間をかけずコメントすることができるようになり
少しずつ自分の気持ちを出せるようになった気がします。
一番の成長は、人前で話すことができるようになったことです。
人前で話すことが苦手で
原稿を書いて読むだけでも震えてしまうような
自分が恥ずかしくてコンプレックスでもありましたが
オンラインレッスンになってから少しずつ克服していきました。
今では仕事においても、人前で話ができるようになってきました。
まだまだ得意になったわけではありませんが、前ほど怖くなくなりました。
50歳を過ぎてからこんなに成長することができるとは思っていませんでした。
◇房仙先生の言葉で印象に残ったことは
自分を認めるため、自分を好きになるために出会ったのよ
◇これからの房仙会でどうなっていきたいか
書道はどこで学ばれていますか?と聞かれ
「房仙会です」と答えたときに
「え?あの有名な伝統ある書道塾の房仙会ですか?」と近い将来
言われるようになると思うので
その時、胸を張って房仙流書道を伝えることが
出来るようになっていたいです。
恵美:米沢校
◇房仙会にどうして入ったか、どういう状態だったか?
房仙先生との出会いは2016年1月
食育書道展に向けた書き初め会の時でした。
たった数時間で、参加者皆んなで上達を実感し、心も洗われた感覚。
また機会があったら書道を教えていただきたいと
思っていたので、米沢校の開校の声と同時に入会致しました。
書道を学びたいだけではありませんでした。
書道展に足を運んだ際、オリンピック生が一斉に全身全霊に揮毫する姿
そして先生の生徒への一貫した信念と情熱、愛情、信頼感を持った
ご指導力に感銘を受けたこと。
職員間のチーム作りに悩んだり
なかなか自己発揮できない自身がおり
房仙先生から書道を学ぶことを通して
自己を見つめ磨きたいと思ったからです。
◇房仙会に入ってどうなったか?
(字が上手くなったことはもちろん、自分自身の状態・状況がどうなったか)
書道を学ぶ中で自身は筆を持つ手や肩に
力が入り過ぎていることに気づき
日常において、考え過ぎて言動が伴わないことに結びつきました。
先生の考動力と自身のマイナス面にとらわれず、
プラスの見方や考え方に少しずつ切り替わっていきました。
そうできるようになれたのは
毎月のお稽古の積み重ねの中で変化成長が出来ていることを
先生に認めていただけることで、自己肯定感を持てるようになってるからです。
時に自分の至らなさにも気づきをいただき
どんな自分も受け止められるようにもなってきました。
またいざと言う時に踏ん張る力
結果はどうであれ、失敗を恐れず
前向きに行えるようになってきたことを実感する時もあり
精神力も鍛えていただいていることを実感する時があります。
他に書道の基礎基本を大切にした学びから
仕事をする中で自分なりに探り考え形にする姿勢も身につき
無理なく行えるようになってきました。
◇房仙先生の言葉で印象に残ったことは
⚪︎「がんばらない あきらめない」
⚪︎「心が変れば行動が変わる 行動が変れば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」
⚪︎人は傷ついた分だけ優しくなれます 苦労した分だけ知恵がつくのです
悲しい 哀しい 苦しい 理解してもらえない・・・・
こういうことは、みんな、あなたを成長させてくれるのです。
◇これから房仙会でどうなっていきたいか
これからも房仙先生を軸に
房仙会の仲間の皆さんと限りない可能性を信じて
変化成長をし合い高みを目指していきたいと思います。
これからもっと成長できることを
先生が信じて下さっていることを土台とし
房仙会で育てていただいていることに感謝し
自分が出来ることを師匠、仲間のことを考えて
行動できることを増やし、リーダー性も磨いていきたいです。
七田厚:東京校
◇房仙会にどうして入ったか、どういう状態だったか?
「全国いのちの食育書道展」の応援団として
房仙会イベントに参加していましたが、それが終了したため、すきま風が吹きました。
書を習うつもりは全くなかった私でしたが
引き続き房仙会の皆さんと関わっていくには、生徒になるしかないかな…と思い始め
私より忙しい池川明先生が東京校のメンバーだと知って
私にもできるはずと思い、2019年3月、56の手習いで東京校に通い始めました。
◇房仙会に入ってどうなったか?
(字が上手くなったことはもちろん、自分自身の状態・状況がどうなったか)
段位の方は課題が多く大変そうだったので
ゆっくりマイペースで行こうと思って始めましたが
1年後、コロナ禍となり、オンラインレッスンが始まって
書道への向き合い方が変わっていきました。
その半年後、初めての昇段試験に合格してからは
字が上手くなってきた実感が湧くようになり
さらに昇段したいという欲が出てきました。
今年、還暦になり、「昔できたことが、今はできない」
ということが増えていくなか、房仙会書道はその反対で
できなかったことができるようになっていくうれしさと自分の可能性を感じ
やる気がパワーアップしました。
房仙会は書道に限らず
初めてのことにチャレンジする機会が多く、刺激的です!
◇房仙先生の言葉で印象に残ったこと
「意識を変えるだけで、字は確実に変わる」「字は口ほどにものを言う」(2021/05)
…実感していますが、客観的にそれが感じられる自分になりたいと思います。
お稽古中に、それ以外にもいろいろ、救われること…
「今はそれでいい」(2022/12)や、
心に響くことを言われるので、忘れないように書き留めておきたいと思っています。
◇これから房仙会でどうなっていきたいか
房仙会に入門して4年が経過し
段位は四段(毛筆)となりましたが、「房仙先生の愛弟子です!」
と胸を張って言えるよう、あと6年、「入門後10年で師範格」達成を目指します。
松原公仁枝:米子校
◇房仙会にどうして入ったか、どういう状態だったか?
ずっと前からいつか習字をしたいと思っていました。
何度も習字を習う?という機会はあったものの
教わるまで気持ちが上がらずでしたが
房仙先生に逢い先生が来てくださると言ってくださった時は即答で飛びつました。
理由はありませんがとにかくワクワクしたのを覚えています。
ワクワクだけの軽い気持ちでした。
◇房仙会に入ってどうなったか?
(字が上手くなったことはもちろん、自分自身の状態・状況がどうなったか)
米子は狭い町なので面識のない人が入会しても
どこかで繋がっていることも多く
ケジメのない緊張感もないカルチャースクールのような雰囲気でした。
私たちがそう作ってしまっていました。
それに違和感を感じることすらない自分がいました。
先生の根気あるご指導と回を重ねる毎に
先生の素晴らしさが分かって来ました。
ワクワクだけでは乗り越えられない辛いことも
私には無理なのでは…と思うこともありましたが
辞めたいと思うことはなくどんどん先生や書道にのめり込んでいきました。
自分自身もあらゆることに優先順位が明確になり
以前より迷いがなくなったり判断力もついてきたように思います。
先生のブログやお考えをお聞きする中で
自分も大らかになり器が広がっていっている気がします。
◇房仙先生の言葉で印象に残ったこと
先生の言葉で印象に残っていることはたくさんあり
その場その場で色んな言葉を思い出します。
「苦手ということを忘れるの」
「あなたはその程度で終わる人じゃない」
「努力は裏切らない」
はよく思い出され何度も励ましていただいています。
◇これから房仙会でどうなっていきたいか
大きなビジョンはまだ明確ではありませんが
まずはこれからも諦めず進み続け「亀の歩み」を言い訳にせず飛躍していきます。
どんなにAIが進んでも書道は素晴らしいということ
自分で書くことの方が伝わる事を証明していきたいです。
食養で身体を作り書道で心を整えるということを実践していきます。