今日は通常のお稽古の様子を書きます。
房仙会の指導の一部が分かってもらえたらいいなと保護者の許可を得て書く事にしました。
私がお伝えしたいことが詰まっているからです。
今月、房仙会にすごく小さな仲間が増えました。
なんとまだ2歳でした。正式には2歳10ヶ月。
かわいい、かわいい男の子でした。
お母さんも、妹(1歳3ヶ月)と一緒にずっと見学してくれていました。
転勤する事が分かっているので、小さくても受け入れる事にしました。
房仙会のことも理解くださっていたのもお受けした要因です。
いつものように
「こんにちは!きょうもがんばります。上手になります!」
と言ってお稽古がスタートします。
「自由に見学していてくださいね」
と話し、私はお稽古に取り掛かりました。
最初眠かったRちゃんは、座布団をあげると早速寝だしたりしていました。
ふと気になってお母さんをみます。
ここで大切なのは、先生の私ではなく、お母さんに注目していることです。
お母さんは妹を抱いていました。
気になり起きて近づいて、妹がお母さんのところにいないことを確認してお母さんのおひざへちょこんと座りました。
すると直ぐ妹が来て、泣いてお兄ちゃんをどかします。
お母さんはきっとこの状況は通常のことだったのでしょう。
迷わず妹を抱っこしたので、そっとお兄ちゃんに聞こえるようにささやきました。
これが大事なんです!
妹は気が付きません。だけどお兄ちゃんには無言で伝えることができます。
私もお母さんも今日はあなたの味方ですよ!と。
これで成功!
まずはここからです。
お母さんも変わるので、即子どもは変わります。
お母さんの行動が変わると
子どもの言動も行動も簡単に変化します。
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