守・破・離(2015年5月6日静岡新聞朝刊からの紹介です)

 


2015年5月6日の静岡新聞朝刊の総合2面に私の求める記事が載っていた。

書道を習う生徒のあり方は 「守・破・離」だと常に話してきたのでこの記事を見て震えるほど嬉しく思った。

一人でも多くの方に見ていただきたいので、あえて同じ文章を起こしブログで紹介することを静岡新聞市川支局長に許可をいただいたので、皆さまに読んでもらいたい!(感謝)

(改行、字の細太、字の色は新聞通りではないことをご承知いただきたい)

 

窓辺 守破離  渡辺 義之(わたなべ ゆきよし)

 1994年から2000年までの約5年半、私は外資系IT企業で働く傍ら、企業に向け、経営のイロハを学ぶために知人が経営する会社で役員の経験をすることにしました。

私は社長に「2年ほど無償ボランティアで学ばせていただき、その後代表権のある副社長にしてほしい」とお願いしました。

京セラ創業者・稲盛和夫氏の「盛和塾」は、経営者またはそれに準ずる役員者しか入塾できないため、どうしても代表取締役か代表取締役副社長になりたかったのです。

1996年、代表取締役副社長にしていただけましたが、会社は借金があり、連帯保証することとなりました。完済には12年かかり、高い授業料でしたが、得たものはそれ以上でした。

 念願がかない「盛和塾」で3年半哲学を学びました。

最初は説かれている哲学の意味が理解できませんでしたが、稲盛塾長が常に説いている〝守破離〟つまり

〝分からなければ徹底して真似をする。少し分かってきたら自分流にアレンジする。最後に完全に自分流を作る〟ということを学んだのです。

その言葉通り ど真剣に哲学を学び、創業後も毎日塾長のテープを聴いては従業員に伝えました。

そして創業から3年目、現在のアイエスエフネットグループの信条である「親を大切にし、家族を大切にし、仲間を大切にし、そして部下(後輩)を大切にする」が頭に浮かび、やっと破ることができました。この哲学のおかげで今のアイエスエフネットグループがあるのだと確信しています。(アイエスエフネットグループ代表)

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