2016年1月13日の朝です。おはようございます。
1月9日のイベントは私の記憶に留まるイベントになりました。
イベントは、通常、打ち合わせをしてから始まります。
私が、「今回は打ち合わせなく突然で行いましょう!」
と提案しても そこに、一人でも
「嫌です。打ち合わせは必要です!」
という人がいたら、きっと
「そうですね。そうしましょう。」
となりました。でも今回は誰も異論を唱えませんでした。
折重由美子さんも上新功祐さんも
「楽しそう。ワクワクする!」と即OKでした。
そんな中、行われたのですが、今朝、とっても素敵なFBの投稿がありました。
https://www.facebook.com/kazuhiro.yamaguchi.357?fref=ts
こちらを、FBの検索に貼り付けて見ていただけたらいいのですが。見ることができないかもしれないので、挑戦してみました。
先週の9日、静岡は三島プラザホテルで行われた、私が通う書道の書初め・ミュージシャンと先生とのコラボレーションが行われました。
毎年正月らしい事といえば、三島大社に行きお賽銭を入れるくらいの事しかしない私ですが、ここまで、気持ちの良い正月を迎えられたのは人生で初めてかもしれません。
上新功祐さんと、折重由美子さんによる演奏と、我々の先生による音楽と書のコラボレーション。
これは、プロフェッショナルが奏でる空間芸術だと思いました。
演奏の安定感、アドリブのクオリティー、ボーカルの素晴らしさは、元々楽器をやっていて、少し音楽にうるさい私が十二分に満足できる演奏だと思いました。
ひたすら鳥肌が立っていました。
そして、先生の書。
私が何よりも素晴らしいと感じたのは、先生の子供に対する接し方です。
大きく言うと、先生の周りの空気です。
まだ立るようになったばかり子供でしょうか。
そんな子が演奏中や、書いている横で紙の上をパタパタ歩いていたりしていても先生は嫌な顔一つせず、むしろその子供とコミュニケーションを取るかのように書を書いているあの空気感は痺れるものがありした。
普通、そんな書を書いている所に子供がパタパタ入っていたら、見ている方が背筋が凍ってしまいます。
でも、見ているこちら側が暖かくなってしまう程、先生は自然なのです。
特にその子供に対して退かすと言ったそぶりもなく、時には抱え、一緒に手を叩き、その場を一緒に楽しんでいるようにも見えました。
通常の境地ではこれは成し得ないと自分では思ってしまいました。
きっと私の何十倍も次元が違う所で生きておられるのだ…と思ってしまった時間でした。
やはり今回も思ったのは、書いているのは字ではあるが、本質は所作や、空気、そこに至るまでの道であると思いました。
字はあくまで結果であり、字はあくまで字でしかない。
勿論、字から伝わる思いや勢いやオーラはあります。
ですが、正直私にはまだ解りません。
きっと、書を続ける事でまた違った物が見えてくる日がやってくるでしょう。
本当に大切なものは目に見える形では現れなく、見える人にしか見えない領域なのかもしれません。
だから、まだまだ私は大切な事が見えてない人間の一人なのです。
今回はそんな事をしみじみと感じた重みのある年初めでした。
最後に、この様な素晴らしい会を企画して頂き誠にありがとうございました。
写真は随分とまだあります。
また然るべき時に然るべき場所で披露できたらと思っております。
人の本質を見極める能力は
ハート♡だと思います。
想いやり や やさしさです。
私はその人の本質は
魂にあり!
だと考えています。
魂が響きあい
共鳴しあい
支えあう
そんなことが理解しあえる人達とこれからの人生を歩みたいです。
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