房仙会の神髄になるかどうかわかりませんが・・・。
今思っていることをつらつら書いてみます。
月に一度出す競書雑誌がありますが、私は会派の雑誌を使用しています。
仮名の会派では大きな団体です。
そこで、年に一度、自分の実力を確かめる試験を行います。
試験官はたった一人。その試験管に認めてもらわないと昇級しません。
子どもたちは「書写書道」といって武道館の競書雑誌を使用しています。
見事、子供たちは一人も級を追っかけません。
何故でしょう!
級は関係なく、書いた字に満足してくれているからです。
書いた字が先週より今週のほうが上手だったらそれで嬉しいのです。
大人も子どもも、級に関係なく、
今自分が書いている字を、自分が納得できる字となりたいからこそ
今の生徒は考えてくれています。
でなかったら辞めていきます。それでいいのだと考えています。
子どもはとっても素直です。
でも?と考える大人にとって、書を学ぶに当たっては
素直になってほしいと願います。
級・段・師範はあくまで目安であり
段位に関係なくトライすることで、自らの考えが前向きになったり
素直な心が育ったり
自信がついたり
集中力が向上したり
認められたり
やる気がおきてきたり
気力が満ちてきたと感じることができたり
相手を思いやるこころが育ったり
鬱が自然に消えたり
そのうえ、
書いた字が上達しているので
級・段は関係なくなるのです。
今日はここまで。
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