房仙会主宰として考えること ②

師匠に言われた型を守るところから上達が始まります。

自分の字と照らし合わせて考えてみます。

どこが細いのか太いのか?

線の強さは?強弱は?墨の色は?スピードは?・・・

己ができてくると、もっと自分に合ったこの字のほうがいいかもしれない!と

より良いと思う字に挑戦していきます。

この時「破る」ことが始まります。

最終的には、師匠の型、自分が生み出した型、より良いと思った造形美に

挑戦し続けます。

このことを「離」といっています。

 

心・技・体

そろうことが大前提ですが、一生かけても難しい難問です。

 

房仙会では面白い現象が生まれています。

以前習っていた人より

初めて習う人のほうが上達が早いのです。

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