師匠に言われた型を守るところから上達が始まります。
自分の字と照らし合わせて考えてみます。
どこが細いのか太いのか?
線の強さは?強弱は?墨の色は?スピードは?・・・
己ができてくると、もっと自分に合ったこの字のほうがいいかもしれない!と
より良いと思う字に挑戦していきます。
この時「破る」ことが始まります。
最終的には、師匠の型、自分が生み出した型、より良いと思った造形美に
挑戦し続けます。
このことを「離」といっています。
心・技・体
そろうことが大前提ですが、一生かけても難しい難問です。
房仙会では面白い現象が生まれています。
以前習っていた人より
初めて習う人のほうが上達が早いのです。
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