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考えさせられること


母は大正十三年生まれなので今年で満90歳となります。
きっと長生きするだろうと思った母は、やはり長生きしてくれました。
若い頃は寝ないで働いていました。
病弱で毎年入退院を繰り返していた私は死ぬのが怖く、
「怖いよう!」
と泣く私に決まって
「親より先に死ぬのは親不孝。親不孝な子を産んだ覚えがない!」
とものすごい強い口調で叱ってくれました。
多分、あの世に行きかけた私を取り戻すぐらい
強い口調だったのではないかと、今なら想像がつきます。
叱られる度、
「泣いていても解決しない」
ことを教えてもらいました。
自分で
「生きたい!」
と思うことが大切だということを繰り返し繰り返し教えてくれました。
「親の言うことは聞いた方がいいし、正しいかも?」
と考えられたのは
いつも方向性を示してくれた時  間違っていなかったからです。
説得力がありましたかお
「お母さんより早く死んではいけない!」
ときちんと脳にインプットされて現在に至るのです。
母に怒られている私を救ってくれたのは、いつも父でした。
父と母の役割分担がきちんとできている家庭だったのも
ありがたいことでした。
父が死んだら、生きて行けないと思っていた私が、
長い年月元気に過ごせているのは、母のお陰です。
母は私や弟のことを心配し、きっと丁度良い時期を
あの世からのお迎えのある時期を決めているのだと確信した出来事が
つい先日ありました。
自分の記録の為に書いておこうと思い、書いています。
母は、弟夫婦と同居しています。
弟は私に
「親だろう!面倒見るのは当たり前だよ!」
といい、週に何度かは私の所に泊まりにきていました。
二週間前までは。
何て弟だろう、私がこんなに忙しいのに、母を押しつけて!
と考えた時期もありましたが、心から母を慕う弟の心を
今知る事になりました。
いつも通り母が来て、いつも通り食事も食べて、
その時は連続二泊した二日目でした。
朝起きる時間になっても目が覚めません。
「お母さん、今日は遅いね?」
私の声は聞こえているようですが、目が見えてない!
驚きました。
人が亡くなるとき
周りを見回している様を何人か体験していましたので
驚きました。
慌てて主人に伝えると
「大丈夫だよ。気のせいだよ。」
とにこやかです。
弟に電話しました。
「お母さんの様子がおかしいから直ぐ見に来て!」
しかし、
「大丈夫だよ」
と話を真剣に聞いてくれていないのです(苦笑)
(そんな主人だったから今も一緒にいられるのでしょうね・・・・)
そのうち、娘も起きて来て、様子を見た娘の反応は違いました。
「水直ぐ飲ませて!」
「足を揉んで!」
と次々と指示をだしています。
その時の様子を動画で撮ってもいました。
冷静です。
しかし、目は見えてない!
弟に強く来ることを求め、ようやく来た時も母は少し変でした。
でも、本当に親の愛は偉大です。
弟夫婦が階段を上がって来る時
母は明らかに違う反応を示していました。
側にいた私たちに、弟夫婦がくることを
「分かっているよ」
と言いたげな顔をしていました。
そんな母を弟も実際見て、内心は慌てていたでしょう。
「救急車を呼ぼうか!」
と話し合っているとき、偉いのは弟のお嫁さんでした。
「お母さん、着替えましょ。起きましょ!」
と、どんどん母に着替えさせてくれています。
私は手伝うのみ。
偉いなー!
強いなー!
私はガタガタ震える身体を隠すのが精一杯。
みんなにはバレバレですが(苦笑)
意識無く、力もでない母にどんどん要求していました。
すると少しは反応があるようになってきたのです。
しばらくして落ち着きました。
歩けなくなった母をイスに乗せ
(主人と弟、向かいの友だちが降ろしてくれ)
母は実家にもどりました。
その時弟は、相当懲りたのでしょう。
私が母を看たいと言っても
「今は良いよ!暖かくなるまではいいよ!」
と来なくなった母。
忙しい、忙しいと言いながら母を看ていられた私に
母は自分の身をもって、様々なことを伝えたかったのでしょう。
私の年になると、多くの方は、親は亡くなっているかたが多くなります。
母は生きて、身をもって私に示している!
すごい母だなー!
と母の愛の重みを感じさせてもらっています。
幾つになっても親は親だなーと。
ありがたい!
あなたの親もきっと同じです。
子を思わない親はいないのです。

Posted on 2014-02-26 | Category : ▶︎ブログ | | No Comments »
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